いい夜勤でした?
苦手な利用者は苦手なままなんだけど、ようやく聞き分けならない子供としてみれるようになってきた気がする。障碍者として扱うか、一人の年上の男性として扱うか、ただのバカとしてみるか、正解はないと思うんだけどやはり扱いに慣れてる先輩達をみていると基本子供として扱っていて、半分冗談・半分本気で喋りかけて丸く納めているように見える。
ちゃんと考えてやってるんだなーと関心してみていました。一方で自分はなるべくかかわらないようにしようとその人に見つからないように柱の陰に隠れていたり仕事してるふりして事務所にいたり。情けない限りです。
とくに自分より年下での彼は上手いこと半分冗談・半分本気な感じでほんと上手くやっているんだよ。やっぱり元ニートよりリア充の方がコミュニケーションの取り方が上手いよね。
ただそうなりたいと思っていてもなれるもんじゃないので、まずは猿真似から初めて徐々に自分のスタイルを築いていきたいと思います。
自分は一人の年上の男性とみなして接しているつもりなんだけど、どこかでイラッとして変な対応になってしまい。向うもこっちもモヤモヤした気分で終わってしまうんだと思う。完全理論武装で話して論破してうまくやっている人もいて、これが一番カッコイイけど相当頭がよくないと出来ないので自分には無理かなと。
今のスタイルに磨きをかけていければ自信になり仕事行きたくないとか言わなくなるんだろうか?否定されたりするのに弱い。ヘラヘラ笑っていたいけどそうもいかない人達がいるのでちゃんとしていきたい。
ちゃんとするためには何が必要かというと真面目に仕事して笑うところは笑う。言う時はひかずにちゃんと言う。そういうのが大事なんだなというのがわかった。
そんなの当たり前のこと常識だろと思うけど、社会人経験よりニート経験のほうが長いもんだからそこは自分を許してあげようと思う。煮詰まりすぎちゃうのもよくないと思うし。次回も逃げ回っているんだろうけどもう少しで薄っぺらいなにかを得られそうな気がします。
楽しかったのは、よく来る年配の利用者。誰もが知っている企業で働いていた人。病気で身体障害者になったものの頭はクリアでよく喋る人で夜勤中は空いた時間にその人の居室に行ってよく喋っている。懐の深い人で丁寧で優しく、しかも面白い人。体に不自由があれど探究心とかは尽きずなにやらすごい人です。元同僚や友達も沢山訪ねてくるし人望もあるんだろうね。なんでうちみたいな貧乏施設に来るんだかね。
ちなみに入居者の家族よりも見舞いにくる回数が多いぐらい。いろんな事情があるんだろうけから別に誰も来なくてもなんとも思わないけど。
華やかな人生を送っているように思えたのでさぞかし会社員時代は楽しかったのかと思いきや、毎日辞めたいと思っていたことに驚いた。
客のワガママにキレそうになったり、嫌みな上司に対しては本気で家を燃やしてやろうかと企んでいたり、同期が出世していく中で自分だけ出世できなかったり悔しい思いをしたこと。真面目な正確かと思いきや酒好きで下ネタとかも話してくれたり。こういう年配の人が一人居るだけでホント救われることってある。愚痴とかも楽しく聞いてくれるし。後々気づくと思うけどここの課の職員はいい人達だらけだよ。よかったねと言ってくれたこと。
確かに他の部署見てるとたまに罵声が飛び交っているような気が・・・しないでもない。。多部署はわからん。
なんやかんやで3時間くらい喋ってしまった。こっとが一つ聞くと向うが10答えるみたいな感じだから自分はほぼ聞いていただけだけど十分に楽しかった。
人と話すのって絶対にいい。精神面に特にいい。ゆっくりと時間をかけて話すのがこんなにもいいことなんだと改めて思う。
相手も喜んでくれたみたいで気持ちよかった。